システマ名古屋副代表の小林です! 日々の生活の中で私達は どうしても無駄な力(力み)を 身体に与えてしまっています。 これはもう人の癖といっても いいかもしれません。 もしかしたらこうして私達は常に 自分の身を護ろうとしているのでは ないか。 最近そう思うようになりました! 身体にダメージを受けるとわかった 瞬間に身体を固めて護ろうとしている ように、 パンチを打つときより大きなインパクトを 拳を固めて、相手にあたえるように そういった本能レベルで私達の身体には 力み癖というものが備わっているので ないかと思います。 ただシステマをやっていると まったく別の考えが生まれて きます。 例えば打撃でも 拳や腕に力を込めた 方が高い威力を出せるイメージ がありますが… システマの ストライクに関しては これとまったく逆のことを 行います! 本当にそれで威力が出るのか? 自分も最初は疑いのまなざしを 向けていたのですが、 いざ受けてみると、驚きの一撃!! 今まで受けたことのない ような衝撃がお腹に… いや身体全身に走りました! 気づけば1.5メートルほど 自分の体が後ろに動かされて いることに気がつきました! なぜそんな現象が起きるのか? まずキーワードのなってくるのは 「呼吸」「リラックス」です! もうだいぶ聴き慣れたワードだと 思いますが、やはりこれが基本に なってきます! もちろん拳に力を込めるなんて こともしません! ストライクを打つ時の拳は 握り込まずに小虫一匹が入る 程度しか握りません。 普通の打撃技は瓦割のように 硬いもので硬いもの割るという 行為に似ています。 思い切り握りこんだ拳で 筋肉でガチガチに固めた 身体に打ち込み、強度が 強い方が勝つ! これが私達が思い浮かべる 戦闘での打撃です! しかしこれは実はとても リスクが高く危険なこと でもあります。 まずはより強度が強いものに 打ち込みにいくため、自分自身にも かなりの反動(ダメージが残ります) あとは当然ですが相手の方が 強い強度をもっていた場合は さらにダメージを受けたうえに 負けてしまいます! そうなってしまうと 筋力が強い方が勝つという 当たり前の図式が出来上がってしまう のですが… システマのストライクというもの はそれの真逆の反応を出すことが 出来ます。 まず拳を握りこむという行為は 自分の緊張、気迫等、相手を 警戒させる感情をより強い 形で相手に与えることになります! 相手があなたを警戒すれば もちろんあなの行動に対して 身を固めて、守りに入ります! 自分の身に危険が降りかかろうとして いるのですから当然です! では逆にこちらが、リラックスし 相手の警戒心を与えないような 行動をとったとしらどうでしょうか? 相手は警戒する必要がないので 身を固めるようなことはしません。 だからより相手の内側に打ち込む ことが出来るのです
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